BRAVA+CRF豊胸の威力:美容外科学会発表の題材

今日はハートヒップリフト+VASER+サーミタイト+3Dセルリフトそして、マイクロCRF+CRFフェイス+サーミタイトの手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

本日外来にブラバ+CRF豊胸のフォローに、ブラバ+CRF豊胸のモニター様が来院なさいました。

結果は素晴らしいです。ブラバを簡単に説明すると、皮膚の伸びが悪いタイプの胸の方へ向けたバストアップ術です。このような方の胸に脂肪を無謀にたくさん入れても脂肪壊死に陥るだけ(定着しない、しこりになる)です。

こういった胸の皮膚が伸びない方に対しての手術は以前では①数回の脂肪注入、もしくは、②まずバッグを挿入し、数か月後にバッグ取出しと同時のCRF 位しか考えにくかったのですが、その救世主ともいえるのがブラバ(BRAVA、体外式陰圧装置)です。つまり、術前に皮膚をドーム状の機械で陰圧をかけ、伸ばします。術前に2週間10時間(睡眠中でも可)の装着という努力をしていただかなければいけませんが、その苦労以上に結果が良いというのが私の感想です。

術前

BRAVA CRF豊胸BRAVA CRF豊胸

術後です

BRAVA CRF豊胸BRAVA CRF豊胸

術前ブラバ無しの状態では片胸170cc位がマックスだと考えていましたが、ご本人がブラバで術前に皮膚を伸ばしていただいたため、片胸240ccという、皮膚の伸びが平均的な方とほぼ同量注入可能でした。術中判断で、これ以上注入すると脂肪壊死のみならず、炎症やしこりの原因になると判断しベストの注入量にしているつもりです。

ご本人も、しこりがない軟らかな胸に嬉しくて仕方ないと、大喜びでいらしゃいました。私も、嬉しくなりました。ありがとうございます。

せっかくですのでエコー画像もお見せします。

乳腺がある乳頭直上の場所です。乳腺の上にまた、大胸筋内にも脂肪が定着しています。

BRAVA CRF豊胸

 

乳腺から離れたデコルテ部分です。しこりは無く、皮下、胸筋内に十分に定着しています。

BRAVA CRF豊胸

 

CRF+ブラバ症例もずい分増えてきました。

来年の美容外科学会の演題は決まりました。

BRAVA(external pre-expansion of the breast device)とコンデンスリッチ豊胸の併用の有用性。特にバストサイズ変化と合併症に関しての検討。

Clinical Results of  Breast augmentation  by combination therapy with the Brava (external pre-expansion of the breast device)and CRF(Condensed Rich Fat) Grafting

です。

また来年も多くの手術を行い、皆様の笑顔が見れるのを楽しみにしています。

今日も手術をなさって下さった方、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。

 

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