3Dセルリフト:糸の併用の意義

今日はコンデンスリッチ豊胸+乳頭縮小、ベイザーリポと3Dセルリフト+マイクロCRFの手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

今日は3Dセルリフトに用いる糸に関してお話しします。

3Dセルリフトのコンセプトは頬にボリュームを出し、張りを出すとともにたるみを引き上げることにあります。用いる脂肪はコンデンスリッチファット:CRF(場合によってはマイクロCRF追加)になります。

さて今日は同時に併用する(事が多い)糸の役割に関してお話しします。(ちなみに糸に悪いイメージがあって敬遠される方には使用しませんので、費用は使っても使わなくても同じです)

糸はギザギザの付いた吸収糸です。昔のAPTOS、ハッピーリフトやこめかみからのリフト(WAPTOS,W-TOSIS)、シルエットリフト等として使っていた糸の進化版と考えてください。

糸による引き上げに関しては、もう長い歴史があります。私も長い経験があります。(学会発表や医学論文も著しました)

糸の問題は持続性となってきます。つまり糸と言う線(1D)で面(2D)もしくは立体(3D)を引き上げるには糸の数も必要ですし、糸の構造や耐久性を含め、多くの因子が関わってきます。

もちろん糸も進化していますので、上手に挿入すればそれなりの効果は十分に出ます。しかし、私の中での結論(極論?)は糸だけで長持ちさせるのはかなり困難であるという事です。
一方、3Dセルリフトの場合は違います。どちらかというと、糸の役割は脂肪を定着させるための補助または相乗効果を狙ったものです。つまり、使用する吸収糸は医学的には引き上げ効果 + “Scaffold”:骨組、骨格といった意味合いを持ちます。
脂肪は圧がかかった場所には生き残りにくいですし、脂肪だけで“引き上げる”のは可能ですが、やはりかなりのボリュームが必要です。(かなりのボリュームを入れると胸と同じで、下手に入れるとしこりになったりする場合もありますし、入れ過ぎは逆に定着が悪いです。また腫れすぎでダウンタイムが長いといったデメリットもあります)

よって、糸で引き上げをしてから(もしくは立体を変えてから:正確に言うと凹んだ頬の立体を糸で凸に変える)そのスペースにCRFを注入することで、ボリュームも残りやすい状態を作ります。なかなか言葉では言い表せないので、動画で見てみましょう

どうでしたか? 糸嫌いの方でも心配が減ったのではないでしょうか?

今日も手術をなさってくださった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。

 

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