乳がん術後:インプラントで再建後の固いバストを自分の脂肪で置き換え:柔らかく温かい胸に

今日はVASER4Dリポ(吸引と脂肪注入)、そしてVASER脂肪吸引の手術でした。手術は問題なく終わっています。

さて今日は約一か月前に行った、乳がん術後の乳房再建の術後1か月目の経過の報告です。

モニター様は41歳。約2年前に右の乳がんにより乳腺全摘出術(乳輪、乳頭温存。皮膚一部切除)+同時の乳房インプラント(生理食塩水エキスパンダー300㏄)挿入の手術済み。

最近乳房がペコペコしてきて、バッグを触れるようになったため来院。

異物による再建は望まないという事で、当院にてインプラント摘出と同時の脂肪注入を希望にて来院なさいました。

1回で今の大きさをキープするのは困難だが2回の脂肪注入を目処に右のインプラント摘出と同時に乳房再建手術手術を行う事にしました。

まずは術前(右胸=向かって左が乳房インプラント。左胸=向かって右側はご自身の乳房)

インプラント側は辺縁もスムーズでなく、何より触って固いです。

そしてバッグ(インプラント:エキスパンダー)摘出時の状態が下です。

肋骨が浮き出るくらいの状態です。

そして術直後

初回手術でここまで再建することが出来ました。

なお、点々に見えるのはリゴトミーと呼ばれる傷跡や瘢痕の癒着をはがす操作の跡です。

そして術後2か月目の経過です。

一回の脂肪注入(インプラント抜去と同時)で綺麗になっていますね。

術直後のリゴトミー(癒着剥離)の跡もかなりきれいになっています。

術前後(術後2か月)を比較してみましょう

 

術後がかなり自然なのが分かりますね。

何といっても今はバッグ(インプラント)が入っていないのですから、インプラント抜去後フラットな状態からの1回の脂肪注入では十分生き残っていると思います。癒着も上記リゴトミーで改善され、自然になっています。

ご本人は大満足

”このバストが異物無しなんて信じられない感じです。手術して本当に良かったです。ありがとうございました”

と喜んでいらっしゃいました。

私もその言葉を頂き、元気が出ました。こちらこそ、ありがとうございます。

今後2回目の脂肪注入でさらに左右差を無くし、せっかくなら(両側の)デコルテも綺麗にしていきたいと思います。2回目の術後が今から楽しみですね。

今日も手術を受けて下さった方々、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。