脂肪注入は乳がんを助長しない・・・最新の海外医学論文の紹介

今日はバッグ取り出しと同時の脂肪注入、そして傷跡へのマイクロCRFの注入でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

本日は最新のPRS(米国の有名な形成外科医学雑誌)の新しい論文の紹介です。

私たちは脂肪注入手術を毎日のようにやっていますが、皆さんも”さてそれは安全なの?”と疑問をお持ちになった方は多いかもしれません。

そう、最近ではアクアフィリングのトラブルやシリコンバッグのトラブルの中で悪性リンパ腫(BIA-ALCL:多くはないが少なからずともあり得る)等の問題もあり、ならば 脂肪は安全なの? という疑問は単純に頭に浮かんでくるでしょう。

 

最近PRS(有名形成外科雑誌)に私たち脂肪注入を多く行うクリニックに安心できる話題の論文が掲載されました。

直訳すると

残存乳がんの動物モデルで、脂肪注入による乳房再建は腫瘍学的に安全である

というもので、今まで数多くある、臨床データと一致します。

例えばその臨床データの正確さから有名なものは、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターから、今年2017年5月にPRS(形成外科領域で最も信頼度が高い米国の医学雑誌)に発表されたものでしょうか。

これまでも脂肪注入豊胸と乳がん再発のリスクに関する検討は、これまで繰り返し行われてきました。
2010年には、G. Rigottiが脂肪注入による乳房再建の症例(1,000例)で、脂肪注入豊胸は乳癌再発に影響しないことを報告しています。
2016年にはSteven J. Kronowitz らが発表した論文(“Lipofilling of the Breast Dose Not Increase the Risk of Recurrence of Breast Cancer: A Matched Controlled Study”=〝脂肪注入で乳がんの再発リスクは上がらない:マッチドコントロールスタディ”)でも、脂肪注入豊胸の安全性が再確認されています。

「正確な手技を用いた手術を行えば、脂肪注入豊胸は安全で有効な手段」
こうしたお墨付きを、最新の、かつ信頼のおける医学論文で得られたことを、嬉しく思います。
柔らかく、自然で、大きなバストをお望みの方は、お気軽にカウンセリングにいらっしゃって下さい。詳しくご説明します。

今日も手術をなさって下さった方々、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。