今日はバッグ取出しと同時のCRF注入+脂肪を使った顔の若返り+FATBANK、そして脂肪を使ったお顔の若返り手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

本日まで、先日(5月17,18日)開催された日本美容外科学会の話題をしたいと思います。

今回の美容外科学会のテーマは、“日本から世界へ、そして世界から日本へ”でした。

テーマの通り、日本の高い美容外科技術を海外のドクターに伝え、また、海外のドクターからもたくさんの事を学びました。

特に海外招待講演の演者である、以下3ドクターの講演内容を簡単に記載します。

①コーエン先生(Steven R. Cohen)は、脂肪を使った手術(豊胸はじめアンチエイジングも)また、脂肪に含まれる脂肪幹細胞による再生医療が今後のトレンドで、最も注目されるだろうと予測していました。

脂肪を主要な成分(脂肪細胞、脂肪幹細胞の配分)と、粒子の細かさで、ミリ、マイクロ、ナノそしてSVFと4つに分類し、それらの使い分け方(我々ザ・クリニックでもすべて使い分けています)や脂肪採取、注入の新しいデバイス等も紹介がありました。

また、サーミタイトに関する特別講演もなさいました。切らないで弛みをどこまで改善できるか、また、脂肪吸引やレーザーなどとの併用がとても効果的だと話していらっしゃいました。

②コールマン先生(Sydney R. Coleman)は彼が生み出した、脂肪注入の代表的手技“コールマン・テクニック”“Structural Fat Grafting”に関し、詳しい講義、そして、脂肪はボリュームの改善だけでなく、肌質の改善という大きな役割を持っていることを強調なさっていました。そして、SVF、脂肪幹細胞の可能性、また、無細胞化した脂肪組織 Acellular Adipose Matrix: AAM への期待など、世界に先駆けた研究も教えてくださいました。

③マガロン先生(Guy Magalon):フランスAix Marseille大学形成外科名誉教授:火傷、強皮症治療、脂肪幹細胞の権威:は脂肪由来幹細胞の臨床応用について、詳しく説明(強皮症患者に対して皮膚の伸展性向上、肌質向上等を臨床で証明)なさいました。

本当に、“脂肪ってこんなに役に立つんだ”と再確認できた講義でした。

また、Koenraad De Boulle 先生の注入剤(特にヒアルロン酸)の合併症、そしての予防と治療の講義、IMCASカバダーセッションでは、マガロン先生、Kao-Ping Chang先生等が詳しい顔の解剖と共に、注入剤に対するリスク回避を分かり易く講義してくれました。

その他、各国から御来日いただいた先生方からの日本へのレクチャー、そして情報発信ありがとうございました。

一方、日本から海外への情報発信も豊富でした。

日本人(アジア人)に適したフェイスリフトの方法、最新のレーザー治療使用の経験など、沢山の事を伝える事が出来たと思います。

私自身も、今回の学会で、一般演題(脂肪溶解注射、レーザー治療や糸での引き上げ、二重埋没法の安定した方法等)の座長を務めさせていただき勉強することができましたし、私からの海外への情報発信としては、当院でのCRF豊胸手術の豊富な経験から(特に日本人に対して)ベストと考えられる豊胸手術の方法(CRFや注入技術)の紹介や、脂肪の保存:FAT BANKという新しい選択

http://www.theclinic.jp/feature/fatbank.php

に関して発表させて頂きました。

本当に実りのある、学会でした。

開催主催、聖心美容外科:鎌倉達郎先生をはじめ、学会に海外からいらっしゃった先生方、そしてもちろん日本の先生方、そして学会に関わってくれた全ての方に感謝です。

104回美容学会

写真:左から、私、山川先生、コールマン先生、コーエン先生

104回美容学会

写真:左から大阪大学の高田先生、山川先生、私、聖心美容外科の鎌倉先生

104回美容学会

サフォクリニックの白壁先生と共に

104回美容学会

私が座長を務めさせていただいたセッション

104回美容学会

私が発表させて頂いた時の写真

104回美容学会

横浜市立大学の佐竹先生と共に