コンデンスリッチ豊胸

今日はDr,Gentileのセミナー2日目でした。

手術はコンデンスした脂肪にコラゲナーゼを用いずSVF(間質血管細胞群)≒脂肪幹細胞を取り出し、 PRP(多血小板血漿)を加えたものを用いた豊胸でした。もちろん手術は問題なく終わっています。

手術に興味深かったのは勿論ですが、早朝から脂肪に関して、より良い注入法(テクニック)、より良い脂肪の加工法(SVF等)、そして脂肪の利用法、今後の展望などに関して熱く語リあいました。

印象に残ったのが彼の近い将来の目標です。

脂肪を保存し、骨髄バンクのように、(同一人物でない)ヒトからヒトへの脂肪注入を可能にしたいとの事でした。(医学的には同種移植:allograftと呼びます

通常は同じ人間同士の移植には拒絶が伴います。そこでHLA遺伝子タイプのマッチングをして、同種の脂肪移植をしたいとの事。さらに自分の脂肪が再生されるようにSVF(間質血管細胞群:stromal vascular fraction)と同種(アロ)の脂肪を混ぜ、自分の遺伝子を持った脂肪細胞を定着させるという事です。そして乳がん術後の再建に利用したいと熱く語っていました。

私も、それならば同種の脂肪をガンマ滅菌し抗原性を無くし、SVFを加えると、HLAのマッチングも必要無いし・・・等々(あまり専門的になりますので割愛します)

私たちのクリニックもそのような時代が来るように保存方法など研究中です。今後も彼らとコンタクトを取りながら、脂肪を最大限利用する技術・・・脂肪にはボリューム増大のみでなく、若返りや、抗炎症作用、治癒の促進など用途は多々あります・・・を共有し、実現に向けたいと思います。

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今日もGentile先生、手術を受けてくださったモニター様、このセミナーに関わってくださった皆様及びスタッフに感謝です。