コンデンスリッチ豊胸

今日は授乳後CRF豊胸、そしてBRAVA併用のCRF豊胸の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

昨年もたくさんの脂肪注入(CRF)による豊胸をさせていただきました。2010年から1800オーバーの症例という、当初想像できない位の患者様の数です。

当院での脂肪注入の経過は、今までの脂肪注入の結果を変え、意識を変え、脂肪注入が日本でもより一般的な時代になってきました。

しかし、逆に脂肪注入による豊胸という手術が、一般的になった事から、残念ながら(他院での)大きなしこりを含む合併症が問題になってきたのは事実で、とても苦しく思います。

正直、昨年、多くの他院しこり取りの手術を行いました。脂肪注入による自然な豊胸を試み、大きなしこりを含め、多くの合併症に悩まされた方々が多くいらっしゃると思うと辛く感じます。

しかし、脂肪吸引、脂肪注入というカテゴリーに特化して、信念を持ってやってきたからには、今後私たち(ザ・クリニック)が異物でなく、自分自身の組織で、しこりが無く軟らかな脂肪注入(による豊胸)を、安全で確かな効果を得られる手術として提供できるようにしていく事が、私の使命の一つだと考える様になってきました。

今年も新年早々、多くの方が、(遠方からも)脂肪注入手術を受けにいらっしゃっていただいています。嬉しい限りです。感謝です。

では、本日の話題ですが、去年最後の話題に引き続き、脂肪注入による豊胸のポイントについてお話しします。それらは

①より良い脂肪採取②より良い脂肪を作る事③より良い脂肪注入技術(手術テクニック) が大きな要素です。

しかし、先日もお話しした、もう一つの、大きな要因があります。

それは、手術を受ける方の胸の状態なのです。

脂肪は生きた組織ですから、無理やり注入しても生き残りません。注入脂肪に対して血流が不十分だと脂肪が壊死をおこし、しこり等のトラブルになるだけです。

よって、上記①②③と共にご自身の胸の状態でも大きく結果が変わってくるという事です。

つまり、同じAカップの方でも、授乳後の方と、若く今まで胸が大きくなったことが無いAカップの方は注入の仕方が違います。、また、B,C,D,Eカップなど、現在の大きさと、その胸の状態で、(良い定着のためには)手術手技も変わります。

その中で、今一番話題となっているのが、BRAVA(ブラバ)です。

今日の手術の方も、授乳後の方はBRAVAは必須ではありませんでしたが、もう一人の方は、BRAVA無しでは良い結果が得られないと考え、術前の状態を拝見させていただき、ブラバの併用手術を推奨し、納得して手術いただきました。幸い多くの良い脂肪が、上手に注入できました。

今まで、Aカップで皮膚の伸びが悪い方は、いくら良い脂肪、そして良い手術をしても、なかなか定着しなかったことは多くの医学論文(下記記載)でも明らかです。

その解決策として、彗星のごとく現れたのがBRAVAと言っても良いかもしれません。

 

手術を受ける胸の状態をよくする最強の機械(装置)になります。正直、術前術後2週間、できれば一日10時間(睡眠中も可)という面倒な事が、最大の欠点ですが、結果は素晴らしいです。

では実際の動画を見てもらいましょう。

いかがでしょうか?

ただ単にこの機械を付けても仕方ありませんが、このブラバと良い脂肪(CRF)と良い注入技術があれば、ほぼ満点の結果が得られると思います。

今まで脂肪注入の結果を信じていない方も、この事実に驚かれることだと思います。

今日も手術なさって下さった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。

 

文献

1)Khouri R.K., Rigotti,G.,Cardoso E., et al. Megavolume Autologous Fat Transfer: Part I. Theory and Principles. Plast. Reconstr. Surg. 133:550, 2014

2)Biggs T.M., Khouri R.K., Rigotti, G., et al. Megavolume Autologous Fat Transfer: Part II. Practice and Techniques. Plast. Reconstr. Surg. 133:1369, 2014

 

◎BRAVAについて詳しく知りたい方は、こちらのコラム『コンデンスリッチ豊胸の相棒 再ブレイクのBRAVAって?』で紹介しています。

ぜひ、ご一読くださいね。