コンデンスリッチ豊胸

今日はコンデンスリッチ豊胸と、ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)、3Dセルリフト/マイクロCRF注入の手術でした。

手術は問題無く終わっています。お疲れさまでした。

さて、今日も最新の医学論文と動画を紹介したいと思います。

脂肪注入の定着の良さ、しこり防止で重要なのは①どのくらい多くの元気な(活性が高い)脂肪+脂肪幹細胞を注入できるかが問題になってきます。②もうひとつの大きな要因は注入技術:例えば入れすぎて虚血に陥り壊死してしまったり、しこりだらけというのは全く意味がありません。

よって当院では①に対してコンデンスリファット:CRF、②に対して多層にそして丁寧に分散注入:細いヌードル状に注入していきます。

そこで、今日の話題ですが、どうすればもっと脂肪幹細胞が活躍してくれるか(上手く分化してくれるか)という事の実験も行われ始めています。

今月号のPRS電子版(Plast. Reconstr. Surg. 133: 499e, 2014)の形成外科医学雑誌に掲載されていましたが、エストロゲン(女性ホルモン)が脂肪幹細胞の活性化を高める事が分かってきた様です。

Estrogen as a Novel Agent for Induction of Adipose-Derived Mesenchymal Stem Cells for Osteogenic Differentiation: In Vivo Bone Tissue-Engineering Study

Calis,Mert M.D.; Demirtas, Tugrul Tolga M.Sc.; Atilla, Pergin M.D.; Tatar, İlkan M.D.; Ersoy, Orkun Ph.D.; Irmak, Gulseren M.Sc.; Celik, Hakan Hamdi M.D.; Cakar, Ayse Nur M.D.; Gumusderelioglu, Menemse Ph.D.; Ozgur, Figen M.D.

まだ、マウスでの実験段階ですし、骨形成の話ですが、もちろん脂肪幹細胞の活性化ですから、脂肪への応用も十分期待できることだと考えます。

こういった基礎実験が行われて、私たちの臨床に応用されるわけですから、ぜひ新しい事実を発見してもらいですね。

では今日の動画を見てもらいましょう。痩せていらっしゃる方のコンデンスリッチ豊胸です。

いかがでしたか? 痩せていらっしゃってもベイザー併用で十分な脂肪を採取(それもデコボコ、皮膚の質感低下)などのトラブルがなく、自然で大きな胸(しこりもない)も十分作れる時代になってきました。

そして、さらに上記のような実験が進み、より成績が良いものになって行く事を心から期待しています。

今日も手術をなさってくださった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。

 

文献

  • 1)Calis, Mert M.D.; Demirtas, Tugrul Tolga M.Sc.; Atilla, Pergin M.D.;  Estrogen as a Novel Agent for Induction of Adipose-Derived Mesenchymal Stem Cells for Osteogenic Differentiation: In Vivo Bone Tissue-Engineering Study. Plast. Reconstr. Surg. 133: 499e, 2014