コンデンスリッチ豊胸

今日は通常のコンデンスリッチ豊胸、そして2週間後のコンデンスリッチ豊胸に向けてのヒアルロン酸溶解吸引除去の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

今日はヒアルロン酸溶解(除去)に関してお話しします。

ヒアルロン酸豊胸は他院では多く行われているようです。やはり、その簡便さという面ではメリットが高い方法ですが、実際の硬さに驚く方がほとんどの様です。

もちろん元々胸が大きい方で、乳腺下にヒアルロン酸を入れる場合は多少の硬さですみますが、豊胸を希望なさる方のほとんどはあまり大きくない方ですので、そういった方にヒアルロン酸(特に最近の長持ちタイプは硬いです)を注入した場合、しこりと間違えられるくらい硬い、もしくはヒアルロン酸の硬さがそのまま触るといったケースも(外来をしていると)多々あります。

もちろんヒアルロン酸は吸収されるものですから、その分もったいないですし、硬くて触られた際にばれるなら、私なら避けます。決して全否定しているわけではありません。私も脂肪採取が本当に困難な方にはヒアルロン酸やバッグを用います(もちろん硬さや不自然さは伝え、納得いただいてから)。ただ、この2年ほどはバッグやヒアルロン酸を入れる事はめったにありません。(0.3%:300人に一人程度)です。

脂肪以外を使用することが極端に少なくなった理由は、やはり脂肪注入で自然で綺麗な(硬くない)胸に出来る様になったからです。もちろんこれには脂肪採取技術の進歩(たとえばベイザーリポ)、脂肪自体の進歩(コンデンスリッチ豊胸)、注入技術の進歩(マルチプルレイヤー、マルチプルインジェクション)に尽きます。

今日は硬いヒアルロン酸を主訴として、コンデンスリッチ豊胸にしたいという方でした。見た目は変に大胸筋の部分だけ盛り上がり、後は垂れた胸です。エコーでは大胸筋下(ほとんどのドクターは乳腺下に入れるのですがこの方は大胸筋下でした)で、一塊になって入っていました。

エコーガイド下に細い管を脇に皺2ミリから挿入し、ヒアルロン酸のカプセル内に入ったことを確認し、ヒアルロニダーゼを注入し、溶解後は陰圧をかけて吸引除去します。最近のヒアルロン酸はヒアルロニダーゼですぐに簡単に溶けず柔らかいドロドロ状の反液体になった状態までですから、シリンジなどで陰圧をかけ吸引除去、そして十分に洗浄し、エコーでヒアルロン酸が残っていないかを確認して手術を終了しました。

この方は2週間後にコンデンスリッチ豊胸予定ですが、皮下、乳腺下、大胸筋内をメインに大胸筋下は癒着の程度を診ながら注意して行う予定です。

1か月後には自然になった胸が楽しみです。

今日も手術をして下さった方、そして手術に携わったスタッフに感謝です。