マイクロCRF

今日はベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)、そして3Dセルリフト+マイクロCRF+ベイザーリポの手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

さて、今日は顔の老化についてやや詳しくお話ししたいと思います。

顔の老化にはたくさんの要因があります。

①皮膚の弛み ②骨格の変形 ③軟部組織(脂肪)の減少 ④しわ ⑤きめの細かさや張り・・・言い出したらきりがありません。

さて、これらをどうやって改善させていくか・・・・これが私たちの仕事です。

では順に代表的なものを紹介しましょう。

①皮膚のたるみ(垂れ)→ 皮膚の切除手術(代表はフェイスリフトや目の下たるみ取り)。切る事に抵抗がある場合は、糸を挿入して引き上げる事が多いです(イレブンリフトやミントリフトなど)。

②③骨格のコケ、脂肪を含む軟部組織の減少 → 脂肪注入でボリューム改善です。特に、最近注目を浴びている3Dセルリフトがその代表例です。

④⑤の細かいものに関しては、以前はヒアルロン酸やコラーゲン注射といった所でしょうが、最近はマイクロCRF(脂肪や脂肪幹細胞そして細胞外マトリックス)が相当の効果を発揮する事が分かっています。

今まで美容外科医は、①に対してフェイスリフト(皮膚を切る)や糸で引っ張るといった事、④⑤に関してはヒアルロン酸やコラーゲン注射に頼ってきたわけですが、最近は②③に対する治療で大きな若返り効果が見られることが注目されています。

簡単に言うと、顔の立体的な凹凸を若い時の位置やボリュームに戻し若返ることです。

今年4月号PRS( Plast.Reconstr.Surg.)・・・・形成外科医学雑誌・・・では”顔の年齢”を科学した論文:The Science and Theory behind Facial Aging :Jodan P Farkas, Joel E Pessa, Bradlay J Rohrich et al. が発表され、話題を呼んでいます。

この論文では、骨格・軟部組織を含め若いという理解に対して、立体の大切さが詳しく記載されており、とても興味深い内容です。

最近は科学の進歩でCT.MRIで立体を科学できます。これを美容医療(美容外科)に活かし、若々しい状態を保つことが最近の私の課題でもあります。

先日、私が座長を務めさせていただいた第101回美容外科学会の顔への脂肪注入のパネルディスカッションで、バーマン医師は「切らなくとも若返れる」と、ハッキリ言い切っていたのが今でも印象に残っています。

今日も手術をなさって下さった方、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。

 

文献

  • 1)Jodan P Farkas, Joel E Pessa, Bradlay J Rohrich et al.  The Science and Theory behind Facial Aging:Plast.Reconstr.Surg. 2013 April
  • 2) Mark Berman, 3D Face Lift, Vegas Cosmetic Meeting, Las Vegas, NV, June 25, 2011.