コンデンスリッチ豊胸

今日はバッグ(乳房インプラント)と同時のコンデンスリッチ豊胸、そしてベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

さて今日は9月10日に行ったセミナーで多かった質問に関してお話しします。

セミナーでの手術内容はベイザーリポでウエスト~ヒップ~太腿のラインを綺麗にデザインし脂肪採取(吸引)し、コンデンスリッチ豊胸を行いました。

そこで、参加なさったドクターから多かった質問が、

①ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)で採取した脂肪は脂肪注入に適しているのか

②脂肪注入のテクニックに関して

③吸引のデザイン・テクニックに関して

④バッグ(乳房インプラント)と同時の脂肪注入(コンデンスリッチ豊胸)に関してでした。

簡単に回答すると

①ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)で採取した脂肪は脂肪注入に適しているのか・・・はい。適しています。従来の超音波ではダメでしたが、第3世代の超音波であるベイザーを用い、適切に採取した脂肪(正しいmode、エネルギー量、テクニック、正しいプローベ等々)を用いれば最新の文献を含む今までの多くの文献から、また当院の経験から適していると言えます。

②脂肪注入のテクニックに関して・・・従来の乳腺下だけに注入する方法ではなく、皮下、乳腺下、乳腺周囲、大胸筋内、大胸筋下といった多層(マルチプルレイヤー)に万遍なく(分散注入:マルチプルインジェクション)が必要です。ただ、大胸筋内、大胸筋下に入れるにはテクニックが必要です。

③吸引のデザインに関して・・・脂肪吸引に関して、デザインは大きな意味を持ちます。手技的な問題として、デコボコにならない等は当たり前なのですが、コンデンスリッチ豊胸をしたい方の数割は痩せていらっしゃって、脂肪吸引には興味がないかたも多くいらっしゃいます。ただ、そういった方でも〝CRF注入(マイクロCRF注入、3Dセルリフト)で脂肪採取して、術前よりラインが綺麗になったので(脂肪吸引して)良かった”と言っていただけるデザイン・テクニックが必要。

④バッグ(乳房インプラント)と同時の脂肪注入(コンデンスリッチ豊胸)に関して・・・当院では乳房インプラント(シリコンバッグ・生食バッグ・CMCバッグ)の摘出と同時行う脂肪注入術(乳房再建)を行います。以前は禁忌(ダメ)とされていた方法です。しかし、手術技術の向上(例えばバッグの取出しのテクニック、コツ。注入のコツ。注意すべき点の改善)により、当たり前の様に同時に再建可能です。つまり、ブランクが無く(他人に分からない)いつの間にか自然な胸にすることができます。ただし、(エコーを用いて)確実な術前診断をして、適切なバッグ取出しをする事。良い脂肪(コンデンスリッチファットなど)を使う事、注入技術がしっかりしている事(分散注入)が必須になります。・・・・この知識や経験(テクニック)は、出席なさってくれたドクターの皆様から、〝今後の乳がん術後の乳房再建に関しても大きな一歩になるだろう” という、嬉しいコメントをもらいました。

これからも、少しでも良い豊胸術、脂肪吸引術、乳房再建術に向かって精進しようと、自分自身に再確認できました。ありがとうございます。

今日も手術をなさって下さった方、そしてセミナーに関わってくれたスタッフ、手術に携わってくれたスタッフ、そして参加いただいたドクターの皆様に感謝です。