コンデンスリッチ豊胸

今日は他院でのバッグ抜去+つり上げ手術後の修正手術+コンデンスリッチ豊胸、そしてベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

バストの修正の方は、胸のたるみの左右差、傷の問題(乳輪切開)、そして今よりボリュームも増やしたいとの事で、当院にて乳輪切開後の傷跡修正+たるみ取り、同時に引き上げ(糸を使ったボディリフトSD)をして、コンデンスリッチ豊胸でボリュームと張りを出しました。若々しく綺麗な胸になっています。仕上がりを楽しみにしていてください。

胸の引き上げには色々な方法があります。前医で行っていたのは乳房縮小とつり上げ、そして乳輪縮小を兼ねた手術法でした。今一般的に多く行われているのは、Pitangny法、Regnault法、Ge0rgiade法、McKissock法、Goes法等々ですが、いずれにせよ切開線が長く、かなり目立ち、日本人にはなかなか受け入れられない傾向の様です。

よって私自身は、(胸の場合)ほとんど切開をせず、糸を使った引き上げ(ボディリフトSD)などを行います。この糸を使った手術は正直、上記に挙げた切開法に比べ、明らかに効果は少ないですし、限界もあります。・・・つまり、糸では到底無理なケースもあるという事です。ただ、今まで長い間、外科、特に美容外科という傷を伴う世界の中にいると、最小のダメージで最大の効果を得るものは何かを考えながら、基本的には傷が少ない方法を選ぶようになってきました。(たとえば私が最も頻繁に行う脂肪吸引や脂肪注入は傷はほとんどありません。)

しかし、本当の答えはご本人の希望にあるように思います。例えば今日のケースの様に、現在ある傷を利用して修正と共に引き上げという治療に持っていくこと、その他、フェイスリフトや瞼のたるみ取り(切開法)などなど、傷を作ってでもその方に(傷よりも)大きなメリットがあればその方法を選びます。

やはり患者様が、何を望んでいるのかを僕たちが十分理解して、また、もし自分が手術を受ける立場だったらを考え、その方にとってベストの選択をするのが僕ら、プロフェッショナルの仕事ではないかと思っています。

今日も手術をなさって下さった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。

 

文献

  • 1)市田正成、谷野降三郎、保坂善昭(編集)美容外科プラクティス2 文光堂
  • 2)波利井清紀(監修) 乳房・乳頭の再建と整容(最近の進歩) 2010 克誠堂出版