コンデンスリッチ豊胸

今日はコンデンスリッチ豊胸、そしてコンデンスリッチ豊胸+3Dセルリフトの手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。

先日はよくある質問の中で、脂肪幹細胞注入法(例えばセリューション)との違いをお話ししましたが、今日は、ピュアグラフトとの違いをお話ししたいと思います。

大まかな考え方としては、両者は麻酔液や赤血球等、不純物を取り除くという意味で似ています。ただ、大きな違いは“単位体積当たりの細胞数の違い”です。

ピュアグラフトはフィルターで、麻酔液や赤血球等、死んでしまった細胞の破片等を洗い流し減らします。ただ、この状態ではまだ、生きている弱い細胞や、老化細胞(役に立たない細胞=逆にマイナスな効果をもたらす細胞)を取り除くことができていません。また、成長因子などの大事なものまで流してしまうこともあります。

一方のコンデンスリッチファット(CRF)は、ウェイトフィルターの圧力によって、あえて老化細胞や弱い細胞を破壊除去することで、脂肪細胞や脂肪幹細胞の密度を高めています。また、ピュアグラフトの様に洗い流さないために、成長因子(必要なサイトカイン)も十分に含まれています。

つまりコンデンスリッチファットは単位体積当たりの有効な細胞(=脂肪幹細胞や活き活きとした脂肪細胞)密度が高く、成長因子なども多く含まれているため、(成長因子などの添加も不要ですし)ピュアグラフトより定着しやすく有利です。

この、単位体積当たりの有効細胞数という考えは、一般的な方の豊胸はもちろん、例えばバッグ取出し直後の皮下の薄い状態や皮膚の伸展が悪い方など、ボリュームを多く入れることができない、多く入れ過ぎると逆に悪い状態になってしまう方にとっても、有利に働きます。

そういった事を考えると、コンデンスリッチ豊胸はとても良く考えられている方法ですね。

言葉だけですと分かりにくいかもしれませんので、下記の図も参考にしてもらうと分かり易いと思います。

http://www.theclinic.jp/column/no4.php

今日も手術をなさって下さった方、そして手術に携わってくださったスタッフに感謝です。